July 5, 2022

 

新型コロナ第7波 !!?


潰瘍性大腸炎治療で「オルガノイド」を患部に移植…東京医歯大、世界初の試み

東京医科歯科大などの研究チームは7日、大腸の粘膜に炎症が起きる難病「潰瘍性大腸炎」の治療を目指し、腸の粘膜から採取した幹細胞を培養した「オルガノイド」を患部に移植する臨床研究を実施したと発表した。オルガノイドの移植は世界初の試みという。成功すれば粘膜が再生して根治につながる可能性がある。

記者会見する岡本隆一・東京医科歯科大教授(右)ら(7日、東京都文京区で)
記者会見する岡本隆一・東京医科歯科大教授(右)ら(7日、東京都文京区で)

 潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜が傷つき、ただれる病気で、腹痛や下痢、血便などの症状が出る。原因不明で完治が難しく、国内の患者数は約22万人とされる。薬で炎症を抑える治療が一般的だが、重症になると大腸を全て摘出する場合もある。

 臨床研究を行ったのは同大の渡辺守特別栄誉教授、岡本隆一教授らのチーム。患者の腸の正常な部位から粘膜の細胞の元になる幹細胞を採取し、約1か月かけて培養して直径約0・1~0・2ミリ・メートルの球状のオルガノイドにした。今月5日、内視鏡を使って同じ患者の大腸内にオルガノイドを移植した。経過は良好という。

 人為的に潰瘍性大腸炎の症状を引き起こしたマウスを使った実験では、培養した幹細胞を腸内に移植しても、流されるなどして定着しなかった。一方で、オルガノイドに培養してから移植すると、1か月ほどで粘膜が再生して症状が改善した。

 今回の臨床研究では、患者本人の細胞を使っているため、拒絶反応が起きない利点もある。計画では、今回を含め計8人程度で移植を実施する。4週間後と8週間後に検査を行うほか、その後も最長1年程度経過を見守り、安全性や効果を検証するという。

大阪中之島美術館にモディリアーニ展を見に行った

アメディオ・クレメンテ・モディリアーニ:髪をほどいた横たわる裸婦
アメディオ・クレメンテ・モディリアーニ:髪をほどいた横たわる裸婦
モディリアーニ:座る裸婦
モディリアーニ:座る裸婦
館内の猫のオブジェはヤノベケンジ作
館内の猫のオブジェはヤノベケンジ作

3月15日の杮落しの展覧会で美術館正面でネコと
3月15日の杮落しの展覧会で美術館正面でネコと

 

この春3月15日(写真の右下)中之島美術館が満を持して開館、コロナ禍ながら超満員の杮落し開館だった。私も駆けつけお目当ての「髪をほどいた横たわる裸婦」には会えたもののそれ以外のモディリアーニの作品は見れなかった。今回モディリアーニを中心とした展覧会で彼の作品16点は一堂に会した。たまたま台風4号が日本列島を襲来したタイミングだったが天候はともかくしっかりした展覧会で満足した。新設中之島美術館建設を目指してこの裸婦の絵を購入した大阪市、まさに購入して40年目にやっとこの美術館を立ち上げた。私も永らくこの画の展示をを待っていた一人だ。中之島美術館は1983年に大阪に近代美術館を作ろうとの機運が高まりその構想40年今やっと立ち上がった。堂島川と土佐堀川にはさまれた地区に5階建ての黒いキューブの美術館、近くには国立国際美術館もあり、大阪市もこれからは大変だ。玄関正面にはヤノベケンジの 「SHIPS CAT」招き猫のオブジェ、館内にはヤノベの「ジャイアント・トらちゃん」という変わった宇宙服を着た猫のオブジェも立っている。今回は収蔵作品からの400点が展示されているが、そのうちでもテーマのモディリアーニ作品は16点が世界各地から集まった。中之島美術館にはこの裸婦の絵ただ1点のみが収納されているが、この絵は1989年にまだ美術館の陰もない頃19億3千万円で購入、市民の税金で買うのには高過ぎると顰蹙を買ったものだが今では相場は200億円だとか、大阪市も良い買い物をしたものだ。

美術館で楽しく鑑賞した後同行した長岡さんと大阪駅へと戻って駅ビルのホテルグランビアでしばしパソコン談義、その後同じビルの料理屋竹葉亭で櫃まぶしの鰻を堪能した。台風、雨降りの中でも楽しい一日だった。

モディリアーニ展

アメディオ・モディリアーニ

モディリアーニの画の首が長い訳

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